プロフィール


1982年生まれ、京都出身
薬剤師、元サッカー選手。ニホンミツバチの養蜂、自然農による農業を行う。サッカーをきっかけに始めた武術において身体性、自然の探求を行う。
ニホンミツバチの養蜂
2009年、ニホンミツバチの養蜂家故久志冨士男先生と出会い、先生が代表を務めたミツバチたすけ隊において環境保護活動、養蜂の普及、ミツバチの生息調査等を行う。2010年名古屋で行われたCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)に参加。
現在”咲華和蜂の郷”としてハチミツや蜜蝋製品の販売、ミツバチの講習会等を行う。
農業
2012年より農薬、化学肥料を使わない自然農による家庭菜園を始める。2019年から2年、約3反の耕作放棄地を借りて農業を行う。2023年から現在の農園である約4反の耕作放棄地を取得し、露地野菜を中心に果樹、小麦、陸稲等を栽培。
武術
サッカーにおいて身体の動きを研究する中、2005年武術家甲野善紀先生に出会い武術の精妙な世界に魅せられる。2007年より中国武術韓氏意拳を始める。古武術介護や武術的な身体の動きを体験する講座を行う。
元サッカー選手
2005年 Toledo Colonia Work(ブラジルパラナ州2部、1部昇格)でプロ契約
2007年 ファジアーノ岡山(当時中国リーグ、JFL昇格)に所属
薬剤師
京都薬科大学を卒業。認定薬剤師、認定実務実習指導薬剤師、アロマテラピー検定1級。約20年、調剤薬局において臨床を行う。東日本大震災の災害ボランティアを経験。
趣味
自転車旅行
高校時代に友達と琵琶湖一周をして以来、四国一周、淡路島一周、四国八十八カ所巡礼、九州百八霊場巡り、佐世保~京都(約800km)、等各地をツーリング。現在の愛車は自分で組んだバイクバイク風のMTB。

ランニング
2008年にフルマラソンを走って以来、100kmのウルトラマラソン、ウルトラウォーク、トレイルラン等に挑戦。ベストタイムはハーフマラソン1時間25分、フルマラソン3時間11分、ウルトラマラソンは10時間39分。


1983年、長崎県出身。助産師。3児の母。
現在、家族5人で賑やかに暮らしつつ、「咲華和蜂の郷」でニホンミツバチ養蜂や自然農のお手伝い、お母さん向け・親子さん向けのイベントを企画・開催中。

生い立ち
生まれた家は酪農家で、8人家族、牛や犬、猫、小鳥、セイヨウミツバチがいる環境で育ちました。農家といっても田植え、稲刈りで手伝う程度で、家族の仕事を見ながら遊んでいました。
小さい頃の夢は「種屋さん」…種を蒔くと芽が出て育ちまた種ができることが不思議で、これはすごいと思ってのことでした。おじいちゃんがミツバチの巣箱を扱うと、必ずミツバチに襲われていたので正直ミツバチは苦手でした。

助産師
大学卒業後、総合病院産婦人科病棟で勤務。お母さん達を励ましどんな時も寄り添うこと、いのちの不思議に触れ、力強い赤ちゃん達の存在に触れさせていただけたこと、全てが貴重な経験でした。誰かの力になりたい、と思うと底なしに力が湧いてくるのは、この経験がベースにあると思います。

母になって
助産院で上2人を出産、3人目の出産時は開業助産師さんに付き添っていただいて自宅で産みました。
初めての育児はわからないことばかりで、赤ちゃんを泣かせないようにと先回りをしてしまったり、赤ちゃんがお腹いっぱいなのにどうして泣くの?
子どもが体調を崩したらどうしたらいいのか?
何をして遊べば良いの?と、悩みながら過ごしました。
仕事を離れ、社会に取り残されたような孤独を感じる事もありました。そんな時に支えてもらったのは、子育て広場の先生や、母達の繋がりでした。
現在、母になって12年。3人の子ども達と過ごした経験が強みです。
いつか、子育て真っ最中のお母さん達が繋がり心癒やされる場を作り、社会に恩返ししていきたい、という思いがあります。

自主保育サークルでの経験
第1子の幼児期、自主保育サークルに在籍し、自然のなかで小さい子ども達がのびのびと遊び育ちあう保育を経験しました。親も保育に参加して様々なイベントを企画したり、子ども達の思いを傍で見守る経験をしました。子ども達が自然のなかで「楽しい」を見つける力に魅了され続けています。

夫が教えてくれること
夫が古武術介護法を教えてくれてから、それまで仕事中に感じていた腰痛や体の負担をあまり感じなくなりました。久志先生に教わったミツバチとの暮らしを夫が実現させてくれて、段々私もミツバチのお世話ができるようになりました。耕作放棄地を開墾して自然農の畑で野菜を作るという面白い経験を家族でさせてもらっていることもありがたいなと思います。次は何をするのかな?というわくわくしながら夫を見守っています。

自然農
ミツバチに優しい野菜作りをやってみようかと夫が言い出したのは12年前。同じ頃子どもが離乳食を始め、子どもに食べさせたいと賛同し、畑生活がスタートしました。農薬も肥料も水もやらないのに、野菜達はたくましく育ち、味が濃いのでビックリしました。今は野菜がおいしく愛おしく、自然の循環のなかに生きている事を実感する日々です。

体に優しい「食」への興味
 実父が発酵食品や体に優しい食に興味がある人だったので、その影響を受けていると思います。「自然療法」著書の東城百合子先生に師事した先生のもとで3年間、自然療法のお手当て、梅干し作りや味噌作りなどを学びました。「子ども達に伝えたい」という気持ちで学び始め、自分で作るようになって11年目となりました。「生きる力を育てるために親として何ができるのか」。からだを作る土台である「食」について、子ども達に伝えていきたい思いがあります。

おむつなし育児アドバイザー
お友達ママの「生後2週間目から瓶にキャッチしてたよ」のひと言に興味を持ち、次男乳児期におむつなし実践しました。目的はおむつを外す事ではなく、少しでも気持ちいい状態でいてほしいから。おしっこが出た、うんちが出た。赤ちゃんの経験を一緒に喜び、予想外のことに笑えてくる…!コミュニケーションとしての排泄、奥が深いです。

性教育
助産師として働いていた頃、飛び込み出産を何度か経験し、自分に何ができるだろうとずっと考えていました。2018年に幼児期からの性教育について講座を受けたことをきっかけに、わが子に伝えたくて学びを開始。「性の実践教育研究会」の研修で包括的性教育について学びました。2022年 マジあいこゼミ3期生昼組修了。自分を大切にすること、お互いを尊重すること。助産師として、母として、お母さん達や子ども達に伝えたいことがあります。

コミュニケーションについて
2021年 親業訓練一般講座受講修了。相手に届く伝え方、子どもが自分の力で解決していくためにどのように接したらよいかを学び、人生が変わったなぁと感じています。

現在
夫とともに「咲華和蜂の郷」で自然農の畑とニホンミツバチの養蜂を担いつつ、母達が交流するイベント、畑遊びの会などを企画、開催中。畑で採れた元気なお野菜も販売しています。
家族と過ごすこと、自然のなかで過ごすこと、お母さん達とおしゃべりをすること、歌うこと、おいしい野菜を食べることが大好きな1人のお母ちゃんです。